映画「ひらいて」についての気になった点を考察していきます。
今回紹介するのは下記の「5つ」。
- 西村たとえが何故木村愛に対して「全体的に嘘をついている」と感じたか?(54:21)
- 木村愛が後ろを振り向いた時何を考えていたか?(55:50)
- 西村たとえが木村愛に対して「嫌い」と言った時の実情は?(1:23:20)
- 西村たとえに「嫌い」と言われても何故木村愛は好きでいつづけるのか?(1:24:51)
- 「また一緒に寝ようね」の真意とは?
目次
①西村たとえが何故木村愛に対して「全体的に嘘をついている」と感じたか?
愛はたとえに好きと告白しますが「全体的に嘘をついている」と好意を受け取ってもらえません。
この時の愛からはポジティブさを感じることは出来ませんし、どうも心に余裕が無いようにかんじます。
たとえ的には愛の本来の表情に感じられず違和感を感じたのかもしれません。
②木村愛が後ろを振り向いた時何を考えていたか?
たとえに追いかけてきて欲しいという願望と受け入れてもらえなかったという残念な気持ちが混在しているように推察出来ます。
今度もし会ったらどんな風に接すればいいのかと苦悩しているようにも感じられます。
③西村たとえが木村愛に対して「嫌い」と言った時の実情は?
愛からは純粋な愛を感じることが出来ず、むしろ略奪愛の気持ちが強いとたとえ的には感じられ、愛に対し重い印象を持ってしまったようですね。
愛から束縛されているように感じ、自由をを奪われているような感覚を覚えたのかもしれませんね。
あくまで推測ですが恋文が盗られていたことや、三者面談を覗き見されていたことに気づいていた可能性も考えられますね。
④西村たとえに「嫌い」と言われても何故木村愛は好きでいつづけるのか?
もともとルックスがタイプというのもあると思いますが、たとえのミステリアスな感じのするところが惹きつけられる要素なのかなと考えられます。
たとえはあまり明るい性格では無くどちらかというと寡黙でおとなしめな性格です。
普段何を考えているのか分からないことや、何をしているのか分からない点が愛のたとえへの好奇心や好意を生み出す本質的な部分なのかなと考察しました。
なので「嫌い」と言われてもたとえのことがもっと知りたいという気持ちの方が勝っているので好きで居続けるのでしょう。
⑤「また一緒に寝ようね」の真意とは?
終盤に愛が美雪に「また一緒に寝ようね」と言いました。
美雪からの手紙には死を予期するような内容が仄めかされていました。
そして、計算高い愛のことを認め、感謝しているような内容の文章でした。
今までありがとう、出会えて良かったというような気持ちを手紙から読み取り、「私も出会えて良かった、ありがとう」という気持ちを「また一緒に寝ようね」という言葉で表現したのではないかと考察しました。
■総合評価&あらすじ
一重瞼でオシャレな木村愛は、高校一年生のときに同級生の彼を好きになる。変わった彼の名前は、〝たとえ〟。
受験生になった愛は、一年越しで同じクラスになったたとえに恋人がいることを知る。
いつしか執着に変わり、果てには愛の心の根底に流れる狂気と結びつく恋心は、行くあてもなく恋人の美雪に向かっていく。
〝狂気だけど、狂気じゃない〟三者のうねり暴れる情念と若さのエネルギーが、静かにひらいていく。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
■見どころ(おすすめポイント)は?
本映画は恋愛モノの映画で、片思いをテーマにした映画ですが色々と考えさせる映画でした。
ネタバレ無しで2つ見どころを紹介します。
見どころ①:愛とたとえの恋愛の行方
愛はたとえのことが大好きでたとえと会話をする機会を作る為に色々なことを企てます。
愛はたとえに好かれるように振る舞うあざとい一面を見せたりしますが、中々自分に対し好意を持ってくれません。
たとえが愛のことを好きになる日はやってくるのか・・・?
見どころ②:たとえのことを知るために美雪への接触
愛はたとえのことを深く知りたいという気持ちからたとえの彼女である美雪に接近します。
愛の心は「愛情」「友情」「嫉妬」の気持ちが混在している状態で、暴走を始めます。
ややこしい関係になった2人の行き着く先は一体・・・?
■印象に残ったセリフ・シーン
冒頭にも書きましたがたとえが愛に対し「嫌い」と言ったシーンが1番印象に残りましたね。
「嫌い」という前のシーンもドキドキするようなシーンで印象に残りました。
ここのくだりはとても緊張感があり実際に見てみないと伝わりにくいかなと思います。
■みんなの評判は?
「ひらいて」は若い世代を中心に人気があります。
■こんな人にオススメ
恋愛系が好きな人や山田杏奈さんが好きな人、ちょっと変わった恋愛を見てみたい人、禁断の恋が見たい人にオススメです!
ちなみに・・・ドイツ、フランクフルトの映画祭 『Nippon Connection』にてニッポン・ヴィジョンズ審査員賞を 受賞いたしました!
まとめ
「ひらいて」の気になった点について考察しました。
- 西村たとえが何故木村愛に対して「全体的に嘘をついている」と感じたか?(54:21)
- 木村愛が後ろを振り向いた時何を考えていたか?(55:50)
- 西村たとえが木村愛に対して「嫌い」と言った時の実情は?(1:23:20)
- 西村たとえに「嫌い」と言われても何故木村愛は好きでいつづけるのか?(1:24:51)
- 「また一緒に寝ようね」の真意とは?
是非あなたも「ひらいて」を見て緊張感のある恋愛の世界を味わってみて下さい!